映画GOEMON(2)

映画GOEMON - あおうさ@日記の続き

GOEMONおもしろそうだね。

複雑な展開にも関わらず作品全体を通して貫かれていたもの、それは「悲しみや憎しみといった負の感情を起点にした行動は何も生み出さない。人間は幸せにならなければいけない」ということでした。 それが天下人であれ民衆であれ、みな等しく持つべき拠り所で、絶対に見失ってはいけないという強烈なメッセージでした。 思えばワークショップで紀里谷監督が「みんなが少しずつ人に優しくできたら世の中は今よりもっとよくなる。だから僕はそのことを少しでも多くの人に知ってもらいたくてこんな活動をしている」というお話をされていましたが、まさにこのことを映画を通して具現化しているんだなと改めて感じました。

キャシャーンで私は実は泣いてしまった。映画で初めて泣いた。(妻はつまらんの一言だったが・・・)
紀里谷監督の作品はやはりメッセージ性が強いらしい。GOEMONも楽しみだ。

キャシャーンで受け取ったメッセージ

「(悪だろうが善だろうが)人それぞれ望みがある。ただ、ただ、その一点を望んでいるだけだが、それで他人を不幸にさせてしまっている。そんなに私の望みは悪い物なのか?」これが私が受け取ったメッセージだった。
エンディングで流れる宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」が全てをまとめて締めくくっている。もうこの曲で号泣だった。

「誰かの願いが叶うころあの子が泣いている。」

「自分の幸せ願うこと、わがままではないでしょう。」

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